残暑が厳しい日が続き、身体の方も体力が削られていく感じがしますね。野菜や果物も一緒でこの暑さに耐えています。夏の旬野菜といえばトマトやナスやキュウリなどの果菜類が挙げられます。夏の暑さになれた果菜類ですが、猛暑が続くとトマトは裂果し、ナスはボケた色になりふわふわに、キュウリは軟弱でひょろひょろになり、いわゆる高温障害による生育不良が起きます。これらを防ぐために農家さんは、昼間ではなく作物が高温で疲れ切った夕方に水巻をまいて元気づけたり、太陽光を遮る遮光ネットを張ったり、午前中から夕方まで休憩を挟みつつ農作物を育てて、おいしい野菜を集荷しています。そんな野菜を毎日食べいてこの暑さを乗り切りたいと思っています。

トマト…リコピンは抗酸化作用が高く、油に溶けやすくオリーブオイルをかけて    食べたり、加熱すると吸収しやすくなるのでスープなどの食べ方がオススメ。

ナス…おなかの調子を整えてくれる食物繊維が豊富に含まれ、血糖値の上昇を緩やかにしてくれたりと、生活習慣病の予防にも働きかけてくれます。

胡瓜…カリウムは利尿作用があり、またビタミンCは美肌効果につながります。抗酸化作用もあるそうなので、1本丸かじりで夏はバリっと食べたいですね。

2022年 8月 20日